PayPay(ペイペイ)カードの還元率は?お得なのか徹底解説

「いつもはPayPayのアプリで決済するけど、PayPayカードがあった方がお得?」
「PayPayカードってどんなカード?」
「PayPayとPayPayカードって関係あるの?」

など、PayPayカードについて疑問を抱いている人や、詳しく知りたい人は少なくないのではないでしょうか。

PayPayカードは、たくさんの特典やメリットがあると人気のカードです。

本記事では、PayPayカードについて、その基本情報やメリット・デメリット、特典、申し込み方法について徹底的に解説します。

PayPayユーザーや、PayPayカードに少しでも興味がある人、クレジットカード作成を検討している人は、ぜひ最後まで読んで参考にしてみてください。

目次

  1. Paypayカードの基本情報
  2. Paypayカードのポイント還元率
    1. 基本還元率は1%
    2. PayPayと組み合わせると2.5%
  3. PayPayカードのメリット
    1. 利用することでPayPayポイントが貯まる
    2. ナンバーレス仕様での券面デザインの選択ができる
    3. PayPayへの直接チャージができる
    4. 年会費が永年無料
    5. 審査が最短7分で完了する
    6. タッチ決済ができる
  4. PayPayカードのデメリット
    1. ネットショッピングでは還元率が上がらない
    2. 海外旅行保険が付帯されていない
    3. カード番号の確認に手間がかかる
  5. PayPayカードと相性が良い国際ブランド
    1. VISA
    2. MasterCard
    3. JCB
  6. PayPayカードの審査難易度
  7. PayPayカードの発行手順
    1. 審査を受ける
    2. 審査通過の通知を受け取る
    3. カードが郵送される
  8. まとめ

Paypayカードの基本情報

はじめに、PayPayカードの基本情報をおさえておきましょう。

PayPayカード
(画像=PayPayカード)

PayPayカードの基本情報

年会費 無料
ポイント還元率 1.00%~3.00%
ポイントの種類 PayPayポイント
国際ブランド VISA、MasterCard、JCB
発行会社 PayPayカード株式会社
電子マネー QUICPay
スマホ決済 Apple Pay、楽天ペイ
追加カード 家族カード(年会費無料)、ETCカード(550円/年)
カードデザイン
PayPayカード
(画像=PayPayカード)
ナンバーレス、縦横デザイン選択可無料
申し込み条件 18歳以上(高校生除く)
ご本人または配偶者に安定した継続収入がある方
携帯電話認証(SMS認証)が可能な携帯電話でPayPayアプリを利用できる方
付帯保険 なし

ここからは、ポイント還元率やカードデザインなどについて、もう少し詳しく解説していきます。

Paypayカードのポイント還元率

クレジットカードを作る際に一番気になるのが「ポイント還元率」である人は、少なくないことでしょう。

PayPayカードのポイント還元率をみていきましょう。

基本還元率は1%

PayPayカードでは、利用するサービスの種類に関係なく、基本還元率は1%で、100円につき1PayPayポイント(1円相当)が貯まる仕組みです。

0.5%還元のクレジットも多くあるなか、安定して1.0%の還元が受けられるのがPayPayカードの魅力です。 1.

PayPayと組み合わせると2.5%

PayPayカードは、PayPayやYahoo!JAPANの各サービスと組み合わせることで、よりお得に利用できます。

PayPayカードとPayPayの組み合わせによるポイント還元率

還元率条件 貯まるPayPayポイント
PayPayカードの基本還元率 +1.0%
前月のPayPayご利用に応じてポイントアップ(PayPay STEP) +0.5~1.5%

PayPayカードのメリット

PayPayカードのメリット
  1. 利用することでPayPayポイントが貯まる
  2. ナンバーレス仕様での券面デザインの選択ができる
  3. PayPayへの直接チャージができる
  4. 年会費が永年無料
  5. 審査が最短7分で完了する
  6. タッチ決済ができる

PayPayカードのメリットは主に6つあります。順に紹介します。

利用することでPayPayポイントが貯まる

PayPayカードの基本還元率が1.0%と比較的高いのは先述のとおりです。 普段のお買い物で効率よくポイントが貯められるのが嬉しいポイント。

貯まったポイントはPayPay加盟店で支払いに使っても良し、送金機能で友人と割り勘に使っても良し、ボーナス運用でポイントを増やしても良し。好きなように使うことができます。

ナンバーレス仕様での券面デザインの選択ができる

ナンバーレスカードであることも、PayPayカードの特徴です。

人にカード番号を見られることがなく、セキュリティー対策が万全。カード番号が必要なときには、PayPayアプリからいつでも確認できます。

また、デザインは横型・縦型の2種類から選択できます。

PayPayへの直接チャージができる

PayPayカードは、PayPayのクレジットチャージに唯一対応しているクレジットカード。

PayPayカードを利用すれば、PayPay残高へ直接チャージができます。

PayPayをよく利用する人にとって、銀行を介さずカードで直接チャージできるのは、大変嬉しいサービスです。

年会費が永年無料

PayPayカードは、基本還元率が1.0%と高還元であるにも関わらず、年会費が永年無料。

年会費をかけずにお得にショッピングができるため、コストを心配しすぎないですむクレジットカードであるといえるでしょう。

審査が最短7分で完了する

PayPayカードの申し込みは5分程度で終了し、申し込み完了から審査完了までは2分程度で、最短7分で審査が終了し、カード番号の通知が来ることも。 お申し込み時に口座の登録がお済みの方は審査が完了すると、すぐにクレジットカード番号や有効期限が確認でき、インターネット上でのお買い物などに利用できます。

審査結果を待ってやきもきしなくて済むのが嬉しいポイントです。

プラスチック製のカードが手元に届くまでには1週間程度かかりますが、スマホで使える「バーチャルカード」であれば、審査終了後すぐに利用を開始できます。

参照: PayPayカード|お申し込みの流れーご利用ガイド

タッチ決済ができる

PayPayカードはタッチ決済機能を搭載しているため、端末機にカードをかざすだけで支払いが可能。サインや暗証番号の入力はもちろん不要ですので、スピーディーに支払いができます。

PayPayカードのデメリット

PayPayカードのデメリット
  1. ネットショッピングでは還元率が上がらない
  2. 海外旅行保険が付帯されていない
  3. カード番号の確認に手間がかかる

PayPayカードには嬉しいメリットがたくさんある一方で、残念ながらデメリットも3つほどありますので、ご紹介します。

ネットショッピングでは還元率が上がらない

普段のネットショッピングで、「楽天」や「Amazon」を利用する人も多いのではないでしょうか。

楽天やAmazonでお買い物する際にPayPayカードを利用した場合、ポイント還元率は基礎還元率の1.0%のみとなってしまいます。

楽天やAmazonでのお買い物で1.0%以上の還元を受けられるクレジットカードもありますので、カードを複数持ちし、ショッピング先によって使い分けるのが賢いかもしれません。

海外旅行保険が付帯されていない

海外旅行好きの方にとって海外旅行保険が付帯されていない点は、PayPayカードのデメリットと感じられるかもしれません。

旅行や出張などで海外に行く機会が多い場合には、海外保険が付帯されたカードとの複数持ちをおすすめします。

カード番号の確認に手間がかかる

PayPayカードは、カード番号が記載されていないナンバーレスカードです。

ネットショッピングの際など、カード番号が必要な際は、その都度アプリを開いて確認しなければなりません。

セキュリティー面では安心できるものの、すぐにカードナンバーが確認できず手間や時間がかかってしまうというデメリットの側面もあります。

PayPayカードと相性が良い国際ブランド

PayPayカードを作る際には、VISA、MasterCard、JCBのなかから好きなブランドを選択できます。

ここでは、PayPayカードと相性が良い国際ブランドについて解説します。

VISA

海外に行く機会が多い人には、VISAがおすすめです。

VISAの加盟店は世界200ヵ国以上に存在し、その数5,000万店以上にのぼります。VISAを選んでおけば無難です。

しかし、VISAでは、MasterCardやJCBと比較すると特別な特典がないことも理解しておきましょう。

MasterCard

VISAと同等の加盟店数を誇りながら、VISAにはない限定特典があるのがMasterCardの強みであるといえるでしょう。

日本国内では、コストコで唯一使えるカードブランドですので、コストコを利用する人にはMasterCardがおすすめです。

JCB

JCBは、JCB会員限定で東京ディズニーランドを貸し切れるイベント「JCBマジカル」の抽選に応募できるなど、国内利用でお得な特典がたくさんあるカードブランド。

しかし、海外ではVISAやMasterCardと比較すると加盟店がまだ少ないため、海外へ行く機会が多い人にはおすすめできません。

PayPayカードの審査難易度

魅力的なPayPayカード。審査難易度が気になるところです。

正確な審査基準は公開されていないものの、審査難易度は比較的高くないでしょう。

PayPayカードは、ショッピングセンターなどで発行できる「流通系クレジットカード」に分類され、若年層もターゲットにしているため、安定した収入がない学生や主婦でも審査に通っている傾向にあります。そのため、収入に関しては厳しい基準が設けられていないと考察することも可能です。

PayPayカードが気になったら、まずは審査に申請してみることをおすすめします。

PayPayカードの発行手順

PayPayカードの発行申請は、5分程度で完了します。手順について解説します。 必要情報を入力する まずは、下記のような必要情報を正しく入力します。

  • 氏名、住所などの個人情報
  • 勤務先に関する情報
  • 収入に関する情報
  • 引き落とし先の口座番号
  • 運転免許証など身分証明書の番号

ひとつでも情報が抜けてしまったり、誤りがあったりすると審査が受けられませんので、丁寧に入力しましょう。

審査を受ける

情報を入力した後、審査がおこなわれます。

審査時間の目安は2分。「こんなに早くて大丈夫なの?」と心配にもなりますが、PayPayカードでは自動審査等を採用し、なるべく短時間で審査が終わるよう工夫されています。

審査通過の通知を受け取る

審査終了後、審査を通過したか、通過できなかったかの通知が届きます。

審査通過の場合はカードが届くのを待つことになりますが(プラスチック製カードの場合)、残念ながら通過できなかった場合には、ここで手続き終了となります。

カードが郵送される

カードが自宅に郵送されるのを待ちます。おおよそ1週間かかりますので、気長に待ちましょう。

この期間を短縮することはできませんので、カードを利用する予定があれば早めに審査に通しておくようにしましょう。

まとめ

今回は、PayPayカードについて解説しました。

PayPayカードは、年会費永年無料、基礎ポイント還元率1.0%と、非常にお得なクレジットカードです。

Yahoo!ショッピングやLOHACOの利用、PayPayとの紐づけによってさらにザクザクポイントが貯まり、さらにPayPayへの直接チャージが可能な唯一のカードでもあります。

カードの作成や利用にコストがかからないため、クレジットカードの作成を検討している人や、複数持ちを検討している人は、ぜひPayPayカードを作成し、お得にお買い物を楽しみましょう。