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社長メッセージ

社長メッセージ

 株主の皆様には、平素より格別のご支援を賜り厚く御礼申し上げます。

おかげさまで、弊社IoTプロダクトの「Hamic BEAR」が、「2019年度グッドデザイン賞」と「第13回キッズデザイン賞」(主催:特定非営利活動法人キッズデザイン協議会)を受賞いたしました。

これもひとえに、株主の皆様、お客様、お取引先様をはじめ、関係者の皆様からのご支援の賜物と心より感謝申し上げます。

当社グループは、モバイルアクセサリーの企画・販売を行う「コマース事業」と、インターネット通信販売事業者向けクラウド(SaaS)型業務マネジメントプラットフォーム「ネクストエンジン」の開発・提供を行う「プラットフォーム事業」の二つの事業で、世界的にも成長が続いているEC市場で、市場の成長率を上回る利益成長を目指しております。とくに、「ネクストエンジン」によってEC業界の自動化に貢献し、EC事業者をルーティンワークから解放することで、人間が本来取り組むべき創造的な活動に注力できる環境を提供してまいります。

樋口 敦士

【業績トピックス】

コマース事業においては、2019年2月にリリースした「iFace」シリーズのニューモデル「iFace Reflection」が引き続き堅調に推移したほか、2019年9月に発売されたiPhone11シリーズの販売が好調な滑り出しを見せたことを背景に、国内において新旧モデルを問わず「iFace」シリーズ全体の販売が底上げされました。 海外においては、韓国連結子会社が事業譲受により取得したモバイルアクセサリーブランド「PATCHWORKS」が、韓国国内及び海外輸出の双方で好調に推移しました。米国においては、前期から引き続いて雑貨の販売が好調に推移した小売が前年同期の実績を上回った一方で、前期大型受注を獲得した卸販売は、その反動で減収となりました。 海外に比べ利益率の高い国内販売が大幅に伸長したことで事業全体の利益の伸びが牽引され、コマース事業の当第2四半期連結累計期間の売上高は4,443,230千円(前年同四半期比17.1%増)、セグメント利益(営業利益)は1,068,294千円(同49.2%増)となりました。

プラットフォーム事業においては、前期に引き続き、サービスレベルの維持向上と自社リソースの有効活用を図る目的で、コールセンター業務の移管手続きを進めているため、契約獲得ペースが一時的に鈍化しているものの、ネクストエンジンの契約を獲得する上で重要となる初期設定の円滑化を実現するため従前より進めてきたネクストエンジンの機能強化、サポート体制の強化など、各種施策の効果が発現したことにより、期初計画を着実にクリアすることができました。

また、世界最大のECサイト制作プラットフォーム「Shopify」との連携を強化しEC事業者様の負担を軽減する取り組みを実施したほか、ネクストエンジンとクラウド型在庫管理ソフト「ロジクラ」のAPI連携機能を拡充させピッキング・検品・梱包業務までのワンストップ化するなど、プラットフォームとしての付加価値向上に努めました。 これにより、総契約数は3,790社(前連結会計年度末比168社増)、利用店舗数29,376店(同1,370店増、いずれも自社調べ)となりました。これらの結果、プラットフォーム事業の当第2四半期連結累計期間の売上高は897,762千円(前年同四半期比7.3%増)、となりましたが、EC事業者向け販売支援コンサルティングを提供するHameeコンサルティング株式会社について、来期以降の大幅な成長を企図して実施している先行投資(コンサルタントの採用)等の影響で、営業利益が抑制され、セグメント利益(営業利益)は、269,412千円(同9.1%増)となりました。

【中期経営ビジョンについて】

 当社グループは、継続的な成長を実現するため、従前の事業モデルからの進化・発展を企図して新たに中期経営ビジョン「Hamee Infinity Strategy」を策定いたしました。 この中期経営ビジョンのもと、Hameeの全事業のデータを活用し、to Businessの領域とto Consumerの領域において積極的に成長投資を行い、データセントリックなビジネスモデルへの進化を目指してまいります。

to Business(プラットフォーム)事業ビジョン

ネクストエンジンによるEコマースのバックヤード自動化、トランザクションデータ活用によるユーザーの売上UP自動化を目指します。 第一弾として、ネクストエンジンのデータを活用した「レコメンドメール自動配信」アプリを正式にリリースいたしました。 今後もデータ・プラットフォームとして付加価値を生みながら、新たなサービスの開発、データセントリックなビジネスモデルへ進化してまいります。 また、連結子会社によるフロントヤードのECコンサルティング事業及び運営代行事業のデータ活用により、コンサルティングの自動化を目指します。 これらのテクノロジーとデータでEC企業2.0を推進してまいります。

to Consumer(コマース)事業ビジョン

従来の売り切り(フロー)型ビジネスモデルからデータを活用したストック型ビジネスモデルに進化します。その第一弾としてIoT製品「Hamic BEAR」をリリースしております。Hamic Bearは、“安心・安全”なコミュニケーション・ネットワークサービスやコンテンツを提供すると同時に、ネクストエンジンの有する各種の購買データ以外の新しいデータを取り込み、活用することを目指しております。将来的にはネクストエンジン等の他事業とデータベースと統合することで、ユーザーにとってより有益なAIソリューションを開発・提供し、新規サービスの創出を目指してまいります。

 以上の取り組みにより、コマース事業においては、プロダクトとデータでユーザーに新体験を、プラットフォーム事業においては、テクノロジーとデータでEC企業2.0を推進し、データセントリックなビジネスモデルへの転換を志向し積極投資してまいります。 また、その過程において、EC業界の自動化を推進することで、EC業界に携わる全ての人々の仕事が、よりクリエイティブな領域へシフトするような環境を提供し、テクノロジー企業グループとしてEC業界全体の成長に貢献してまいります。

 グループ全社で、Vision 「クリエイティブ魂に火をつける」を追求することで、ルーチンを自動化し、魂の入ったモノを生み出していくことで、当社グループならではの付加価値を社会に提供しながら、企業価値の向上に努めてまいります。 株主の皆様には、引き続きご支援を賜りますようお願い申し上げます。

2019年12 月

Hamee株式会社 代表取締役社長

樋口 敦士

※中期経営ビジョンについて 本項目はHameeの中期経営戦略に係る、現時点における定性的な情報であり、当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません。