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社長メッセージ

社長メッセージ

株主の皆様には、平素より格別のご支援を賜り厚く御礼申し上げます。

当第2四半期において、プラットフォーム事業は、デジタルシフトによるEC市場の拡大という追い風を捉え、EC事業の進出・拡大を検討する企業様に対して、新型コロナウイルス支援策をとりまとめる等、EC事業者様へのサポートを通じて契約社数、売上、利益をしっかりと伸ばすことができました。

コマース事業においては、EC(小売)がデジタルシフトを捉えたことで大きく成長しました。一方で、リアル(卸売)は新型コロナウイルス感染症拡大の影響による実店舗の短縮営業等の影響を受けたものの、販路におけるポートフォリオのバランスがとれていたことから、コマース事業全体としては順調に推移しました。

また、従業員の働き方に関して、当社の事業はテレワークでも支障がないことから、テレワーク制度を導入しております。他方で、オフィスでのリアルなコミュニケーションにより、生み出されるアイデア等も重要と捉えており、テレワークとオフィスワークのバランスに配慮しながら働き方のDXを推進しています。

中期経営計画で掲げているとおりに、ビジネスモデルのストック化を形にしていくという目標にしっかり取り組むことで、 “ウィズコロナ” の時代にあっても、順調に事業成長を重ねておりますので、今後も更なる発展を目指していきたいと考えています。

株主の皆様には引き続きご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

樋口 敦士

【業績トピックスー第23期 第2四半期】

プラットフォーム事業は、自社開発のクラウド(SaaS)型ECプラットフォーム「ネクストエンジン」が引き続き堅調に推移しました。拡大するEC市場の影響を受けて、ネクストエンジン顧客企業の受注処理件数が増加し、顧客単価が増加したこと等から、大幅増収となりました。契約社数も第1四半期末比172社増と順調に推移しております。コールセンター業務のアウトソースが概ね完了した事から、社内リソースを守りから攻めに注力し、中期経営計画に掲げている5,500社達成に向けて邁進していきます。
コマース事業は、新型iPhoneの発売が例年よりも遅い時期であったものの、日常生活の変容による巣ごもり消費の活発化やEC利用へのデジタルシフト等の影響を受けまして、EC(小売)は前年同期と比べ堅調に増収となりました。リアル(卸売)は前年同期と比べ減収となりましたが第1四半期より着実に回復しており、減収幅が大幅縮小し、コマース事業は前年同期水準の売上を確保いたしました。
その他事業では、特に、「ネクストエンジン」とEC店舗運営の双方のノウハウを活用した「ふるさと納税支援サービス」が好調に推移しました。

【中期経営ビジョンについて】

当社グループは中期経営ビジョン「Hamee Infinity Strategy」を掲げており、既存事業で獲得した経営資源(ケイパビリティ)をダイナミックに活用し顧客体験価値追求のためのビジネスモデル転換(フローからストックへ)にチャレンジしています。

 

to Business(プラットフォーム)事業ビジョン

プラットフォーム事業で獲得した経営資源であるシステム開発と運用のノウハウ、ネクストエンジンに蓄積された膨大なデータを分析することで得られた知見やIoT機器開発ノウハウ等を最大限に活用し、テクノロジーとデータで顧客サクセスを追求いたします。
このビジョンに基づき、ネクストエンジン顧客企業の売上UPを自動化するサービスとして、レコメンドメール自動配信アプリをリリースしておりますが、そのアプリの技術や、ネクストエンジンサービスの提供によって蓄積されたノウハウを活用し、EC事業者のメルマガ運用をAIにより自動化するアプリ「manekine(マネキネ)」を開発し、リリースしました。
また、ネクストエンジン顧客企業に限らず、世の中に存在する大量の滞留在庫を減らし、SDGs目標12「つくる責任、つかう責任」を果たしてサステナビリティを体現するソリューション「RUKAMO」をリリースしており、2020年10月にグッドデザイン賞を受賞いたしました。また、滞留在庫に新たな価値を生み出し、流通を促す取り組みである「アップサイクル」企画を始めており、社会課題の解決に取り組んでまいります。

 

to Consumer(コマース)事業ビジョン

コマース事業で獲得した経営資源である商品企画とデザインのノウハウ、量産体制と物流の整備、ECによる小売と卸販売の二つの販売チャネルを活用し、プロダクトとデータで顧客に新体験を提供してまいります。
このビジョンに基づき、年間300万個を超える主力のスマホケースiFaceシリーズと親和性が高い、スマホ破損時の安心をお届けする「スマホ保険」を販売しています。これは、モノを売るだけでない、体験という新たな価値をユーザーに提供する上で重要な、ユーザーとの持続的な接点、“つながり” を作っていく取り組みの1つです。
また、IoTのHamicシリーズ第2弾となる「Hamic POCKET」を発表しました。Hamic POCKETは、親が“あんしん”、お子様が “たのしい” 、そして本格的なスマホデビュー前のお子様のIT・スマホリテラシー向上を実現すると同時に、データを活用して顧客体験価値の追求や既存事業の成長につなげることを目指しております。

以上の取り組みにより、プラットフォーム事業においてはテクノロジーとデータで顧客サクセスを追及し、コマース事業においてはプロダクトとデータで新体験を提供することで、顧客体験価値追及のためのビジネスモデル転換(フローからストックへ)にチャレンジしてまいります。 その過程において、EC業界の自動化を推進することで、EC業界に携わる全ての人々の仕事が、よりクリエイティブな領域へシフトするような環境を提供し、テクノロジー企業グループとしてEC業界全体の成長に貢献してまいります。

 

グループ全社で「クリエイティブ魂に火をつける」というMissionを追い求めながら、VUCA時代の今だからこそ、その先にある「未来へのチャレンジ」を加速させ、欠かかすことのできない「DXへのチャレンジ」に取り組み、当社ならではの付加価値の社会への提供と企業価値の向上に努めてまいります。

株主の皆様には、引き続きご支援を賜りますようお願い申し上げます。

 

2021年1月

Hamee株式会社 代表取締役社長 樋口 敦士

※中期経営ビジョンについて 本項目はHameeの中期経営戦略に係る、現時点における定性的な情報であり、当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません。