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社長メッセージ

社長メッセージ

 株主の皆様には、平素より格別のご支援を賜り厚く御礼申し上げます。

おかげさまで、Hamee株式会社はフォーブスアジアの選ぶ「Forbes Asia’s 200 Best Under A Billion 2018」に選出されました。

これもひとえに、株主の皆様、お客様、お取引先様をはじめ、関係者の皆様からのご支援の賜物と心より感謝申し上げます。

当社グループは、モバイルアクセサリーの企画・販売を行う「コマース事業」と、インターネット通信販売事業者向けクラウド(SaaS)型業務マネジメントプラットフォーム「ネクストエンジン」の開発・提供を行う「プラットフォーム事業」の二つの事業で、世界的にも成長が続いているEC市場で、市場の成長率を上回る利益成長を目指しております。とくに、「ネクストエンジン」によってEC業界の自動化に貢献し、EC事業者をルーティンワークから解放することで、人間が本来取り組むべき創造的な活動に注力できる環境を提供してまいります。

樋口 敦士

【業績トピックス】

 コマース事業においては、テレビの情報番組等でも取り上げられるなど、スマートフォンケースとしては認知度が高い「iFace」シリーズの新作や、様々な人気キャラクターを活用したモバイルアクセサリー等、個性的な自社企画商品を継続的にリリースし販売拡大に注力いたしました。また、韓国連結子会社が事業譲受により取得したモバイルアクセサリーブランドについて、海外での販売が本格的にスタートするなど、グローバル展開の強化にも積極的に取り組みました。

プラットフォーム事業においては、自社開発のEC自動化プラットフォーム「ネクストエンジン」については、プラットフォーム化のメリットを最大限に活用し、EC事業者の売上拡大を支援する取り組みである商品レコメンドAIをβリリースしたほか、大手ソリューションプロバイダー、株式会社大塚商会様との販売パートナーシップを強化するなど、ネクストエンジンの付加価値向上に注力いたしました。
これにより、総契約数3,440社(OEM除く、前連結会計年度末比345社増)、利用店舗数26,064店(同2,212店増)、利用店舗の取引総額2,852億円、受注処理件数42百万件(いずれも自社調べ)となりました。

この結果、当連結会計年度の業績は、売上高4,639百万円(前年同四半期比10.2%増)、営業利益は466百万円(同15.2%減)、経常利益は469百万円(同0.2%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は337百万円(同8.5%増)となりました。

【中期経営ビジョンについて】

 当社グループは、継続的な成長を実現するため、従前の事業モデルからの進化・発展を企図して新たに中期経営ビジョン「Hamee Infinity Strategy」を策定いたしました。この中期経営ビジョンのもと、Hameeの全事業のデータを活用する「HDP(ハミィ・データ・プラットフォーム)」を構築し、to Businessの領域とto Consumerの領域において積極的に成長投資を行い、データセントリックなビジネスモデルへの進化を目指してまいります。

to Business(プラットフォーム)事業ビジョン

ネクストエンジンによるEコマースのバックヤード自動化、トランザクションデータ活用によるユーザーの売上UP自動化を目指します。第一弾として、ネクストエンジンのデータを活用した「レコメンドメール自動配信」アプリを正式にリリースいたしました。今後もデータ・プラットフォームとして付加価値を生みながら、新たなサービスの開発、データセントリックなビジネスモデルへ進化してまいります。また、連結子会社によるフロントヤードのECコンサルティング事業及び運営代行事業のデータ活用により、コンサルティングの自動化を目指します。これらのテクノロジーとデータでEC企業2.0を推進してまいります。

to Consumer(コマース)事業ビジョン

従来の売り切り(フロー)型ビジネスモデルからデータを活用したストック型ビジネスモデルに進化します。その第一弾としてIoT製品「Hamic BEAR」のリリースを予定しております。Hamic Bearは、“安心・安全”なコミュニケーション・ネットワークサービスやコンテンツを提供すると同時に、ネクストエンジンの有する各種の購買データ以外の新しいデータを取り込み、活用することを目指しております。将来的にはネクストエンジン等の他事業とデータベースと統合することで、ユーザーにとってより有益なAIソリューションを開発・提供し、新規サービスの創出を目指してまいります。

 以上の取り組みにより、コマース事業においては、プロダクトとデータでユーザーに新体験を、プラットフォーム事業においては、テクノロジーとデータでEC企業2.0を推進し、データセントリックなビジネスモデルへの転換を志向し積極投資してまいります。また、その過程において、EC業界の自動化を推進することで、EC業界に携わる全ての人々の仕事が、よりクリエイティブな領域へシフトするような環境を提供し、テクノロジー企業グループとしてEC業界全体の成長に貢献してまいります。

 グループ全社で、Vision 「クリエイティブ魂に火をつける」を追求することで、ルーチンを自動化し、魂の入ったモノを生み出していくことで、当社グループならではの付加価値を社会に提供しながら、企業価値の向上に努めてまいります。 株主の皆様には、引き続きご支援を賜りますようお願い申し上げます。

2018年12月

Hamee株式会社 代表取締役社長

樋口 敦士

※中期経営ビジョンについて
本項目はHameeの中期経営戦略に係る、現時点における定性的な情報であり、当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません。