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社長メッセージ

社長メッセージ

株主の皆様には、平素より格別のご支援を賜り厚く御礼申し上げます。

新型コロナウイルス感染症拡大に関しては、コマース事業への影響を懸念しましたが、EC店舗での販売ということもあり、当期は大きな影響を受けずに終えることができました。

プラットフォーム事業においても、デジタルシフトの追い風を受けて、市場変化をつかむことができています。

まだまだ予断は許されませんが、中期経営計画で掲げているとおりに、ビジネスモデルのストック化を形にしていくという目標にしっかり取り組むことで、この新型コロナの時代にあっても成長を続けたいと考えております。

また、従業員の働き方に関して、当社の事業はリモートに置き換えやすいことが分かりました。オフィスは維持しつつも、今後はリモートワークを主体としてより柔軟な働き方ができる制度を整えていく考えです。

株主の皆様には引き続きご支援、ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

樋口 敦士

【業績トピックス―第22期(2020年4月期)の業績と取り組み】

コマース事業では、主力ブランドである「iFace」シリーズにおいて、強化ガラスを活用した透明な「iFace Reflection」が引き続き好調に推移し、業績に大きく貢献しました。新型コロナウイルス感染症の影響については、2020年4月の緊急事態宣言以降は実店舗の営業自粛により卸販売が減少したものの、国内小売では「巣ごもり消費」や「デジタルシフト」によりEC利用が伸びたことで、卸販売の落ち込みをカバーしました。
プラットフォーム事業は、自社開発のクラウド(SaaS)型ECプラットフォーム「ネクストエンジン」が引き続き堅調に推移しました。新型コロナウイルス感染症での影響についても、コマース事業同様に消費行動の変化によるEC利用の加速もあり、「ネクストエンジン」においては負の影響は見られませんでした。
その他事業では、特に、「ネクストエンジン」とEC店舗運営の双方のノウハウを活用した「ふるさと納税支援サービス」が、売上、営業利益ともに想定以上に伸長しました。また、「ネクストエンジン」のデータを活用したエシカルネットショップ「RUKAMO(ルカモ)」が2020年3月にオープンしました。メーカーや小売店が抱える滞留在庫や本来破棄されていた商品を、ユーザーにお得に提供します。サステナビリティに貢献する取り組みとして、メディアにも注目されています。そのほか、子ども向けIoT製品「Hamic BEAR(はみっくベア)」では、新サービス開発にも取り組みました。

【業績トピックス―第23期(2021年4月期)の取り組み】

フロー(売切り)型の商材では、現在「iFace」シリーズが最も売れており、年間約200万人のユーザーにご購入いただいています。しかし、ユーザーの年齢変化や、iPhone等モバイルデバイスの変化によって今後どのようになるか分かりません。このようなビジネス環境のなかで、ユーザーを理解し、モノを売るだけでない、体験という新たな価値を提供していかなくてはいけないと考えています。そのためには、顧客と持続的な接点、“つながり” を作っていくことが大事になります。その実験的な取り組みとして、「スマホ保険」というサービスを開始しています。
コマース事業でこうした取り組みを重ね、そこで得た課題解決体験を他事業にも生かしていければと考えています。
プラットフォーム事業では、カスタマーサクセスの追求に引き続き取り組んでまいります。第22期までに作り上げた体制をしっかり運用することで、さらに契約獲得の再加速を図ってまいります。また、新機能導入の開発スピードをより早めるための準備として「ネクストエンジン」のシステム改良にも取り組む予定です。
その他事業については、「ふるさと納税支援サービス」をはじめ、既存経営資源を活用した新しいストック型サービスの開発に注力し、先行投資を加速させてまいります。

当社グループは中期経営戦略「Hamee Infinity Strategy」に基づいて、既存事業で獲得した経営資源(ケイパビリティ)をダイナミックに活用し顧客体験価値追求のためのビジネスモデル転換(フローからストックへ)にチャレンジしています。今後もこの中期経営戦略のもと、「クリエイティブ魂に火をつける」というMissionを追い求めることで、当社グループならではの付加価値を社会に提供しながら、企業価値の向上に努めてまいります。
株主の皆様には、引き続きご支援を賜りますようお願い申し上げます。

2020年8月

Hamee株式会社 代表取締役社長 樋口 敦士

※中期経営ビジョンについて 本項目はHameeの中期経営戦略に係る、現時点における定性的な情報であり、当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません。