
2021年12月1日から提供が開始されたPayPayカードですが、お得なカードなのかどうか気になっている人も多いのではないでしょうか。
本記事では、PayPayカードのメリットやデメリットについて紹介します。お得な使い方やPayPayとの連携方法、PayPayカードの前身となるヤフーカードとの違いまで幅広くPayPayカードへの理解を深められます。
ぜひPayPayカードをうまく活用するため参考にしてみてください。
目次
PayPayカードとはどんなカード?
PayPayカードとは、PayPayカード株式会社が発行するクレジットカードです。Yahoo! JAPAN IDを持っている人が申し込むことができるほか、年会費は永年無料でカードの利用額に対して1.0%のPayPayポイントがもらえます。
最短2分で審査が完了し、すぐにクレジットカード番号が発行されるスピーディーさも大きな魅力です。(ただし、21時30分〜翌10時までのお申し込みについては翌日12時以降の審査になります。)
PayPayカードの基本情報

年会費やポイント還元率、選べる国際ブランドなど、PayPayカードの基本スペックをまとめました。
PayPayカードの基本情報(2022年6月現在)
年会費 | 永年無料 |
---|---|
ポイント還元率 |
通常利用:1.0% Yahoo!ショッピング、LOHACO:3.0%(ストアポイント1.0%含む) |
ポイント種類 | PayPayポイント |
国際ブランド | Visa / Mastercard / JCB |
発行会社 | PayPayカード株式会社 |
電子マネー | QUICPay |
スマホ決済 | Apple Pay |
追加カード |
家族カード(年会費無料) ETCカード(年会費税込550円) |
カードデザイン |
ナンバーレス 縦型デザイン 横型デザイン |
申込条件 |
18歳以上(高校生を除く) 本人または配偶者に安定した継続収入 SMS認証が可能な携帯電話を持っている方 |
付帯保険 | なし |
入会特典
- ■2022年7月31日まで
・新規入会で3,000円相当のPayPayポイント
・申込月を含む2ヶ月目の翌日までに3回カード利用で5,000円相当のPayPayポイント - ■2022年8月1日から2022年8月31日まで
・新規入会で2,000円相当のPayPayポイント
・100回利用で最大1万円相当のPayPayポイント(300円以上の決済1回につき100円相当のPayPayポイント)
お得な入会特典実施中

PayPayカードは、新規入会で3,000円相当のPayPayポイント、さらに申込月含む2ヶ月目の末日までに3回利用すると5,000円相当のPayPayポイントがもらえるお得な入会特典を実施中です。
審査は最短2分で完了します。つまり、2分程度で3,000円分のポイントがもらえる手軽でお得な特典だといえるでしょう。(ただし、21時30分〜翌10時までのお申し込みについては翌日12時以降の審査になります。)
また、申込みの翌月末までに3回利用(PayPay残高チャージは対象外)するだけでさらに5,000円分のPayPayポイントがもらえるのもお得です。
なお本特典は2022年7月31日までの内容であり、2022年8月からは審査完了で2,000円、300円以上の決済ごとに100円相当のPayPayポイント付与というように特典が変わります。
PayPayカードのメリット
それでは、PayPayカードは他の年会費無料カードなどと比べてどのようなメリットがあるのでしょうか。お得さや利便性、審査スピード、セキュリティなどの面で紹介していきます。
- 年会費が永年無料
- 基本還元率が1%
- PayPayに直接チャージが可能
- ヤフーショッピング、LOHACOで3%のボーナス還元
- 最短7分で発行!即日利用も可能!
- ナンバーレス仕様で安心
年会費が永年無料
PayPayカードの年会費は永年無料なので、保有コストを気にせず利用できます。
もし年会費5,500円(税込)のクレジットカードだと、持っているだけで5,500円の負担です。仮に還元率1.0%の場合、年間55万円利用してやっと年会費5,500円(税込)分のポイント還元を受けられます。
一方PayPayカードは保有コストが0円なので、持つだけで費用が発生することはありません。
基本還元率が1%
PayPayカードの基本還元率は1.0%と比較的高めです。
ご利用金額100円につき「PayPayカード特典」としてPayPayポイントが1%もらえます。
引用:PayPayカード|PayPayあと払い/PayPayカードとは - ご利用ガイド
クレジットカードのポイント還元率の業界平均は0.5%程です。仮に年間100万円利用したとき、還元率0.5%なら5,000円相当のポイント還元にとどまりますが、PayPayカードならの還元額が、2倍の1万円相当 となります。
PayPayに直接チャージが可能
コード決済アプリのPayPayの残高に直接チャージできます。他のクレジットカードではPayPayの残高に直接チャージができないため、PayPayカードだけが持つメリットといえそうです。
これにより、例えば毎回銀行口座からチャージする手間を省くことができます。また、PayPayカードでチャージすれば後払いになるので、その点もメリットといえるでしょう。
Yahoo!ショッピング、LOHACOで3%のボーナス還元
Yahoo!ショッピングやLOHACOで利用すると、3.0%のポイント還元を得られます。
そのため、楽天市場やAmazonなどの通販サイトではなくYahoo!ショッピングをよく利用する人に特におすすめできるのがPayPayカードです。
最短7分で発行!即日利用も可能!
PayPayカードはカード番号が最短7分で発行されて、その日のうちにすぐに使えるというスピーディーさが大きなメリットです。最短7分の内訳は、申込手続きに5分、審査自体は最短2分となっています。
事前に用意するもの
- 運転免許証(お持ちの方のみ)
- 金融機関の情報がわかるキャッシュカードや通帳
ナンバーレス仕様で安心
PayPayカードは、発行されるプラスチックカードの券面にカード番号が印字されていません。そのため、カードを利用するときなどにクレジットカード番号や有効期限、セキュリティコードなどを盗み見られることがないので安心です。
なおカード券面にはクレジットカード番号など決済に必要な情報が記載されていませんが、クレジットカード情報はPayPayカードの会員メニュー(Webサイト)か、PayPayアプリで確認できます。
PayPayあと払いを利用している場合としていない場合でカード番号、セキュリティコードの確認方法が変わってくるので、それぞれ以下の順で確認しましょう。
PayPayあと払いを利用している場合
- PayPayアプリの「あと払い」アイコンをタップ
- あと払いトップにある[カード番号・ご利用可能額]をタップ
PayPayあと払いを利用していない場合
- 「PayPayカードのサービスページ」を開く
- ページ右上の「会員メニュー」をタップ
- PayPayカード会員メニュー内の[カード番号・ご利用可能額]をタップ
PayPayカードのデメリット
年会費無料で1.0%還元、最短7分で発行可能という魅力を持つPayPayカードですが、デメリットもあります。それぞれ紹介していきますので、事前に把握しておきましょう。
- 海外旅行保険が付帯されていない
- ヤフーカードを持っているとキャンペーン対象外
- ETCカードはお金がかかる
海外旅行保険が付帯されていない
PayPayカードには、付帯保険がありません。年会費無料カードでも海外旅行傷害保険が付帯することはあるので、この点はデメリットといえるでしょう。
そのため海外旅行での安心がほしい人は、海外旅行保険が付帯する他のクレジットカードも検討することをおすすめします。
ヤフーカードを持っているとキャンペーン対象外
これまでヤフーカード(Yahoo! JAPANカード)を持っていた人は、PayPayカードでの新規入会特典の対象外となってしまいます。
・PayPayカード(旧Yahoo! JAPANカード)会員(すでに退会された方、Yahoo! JAPAN JCBカードから切替発行された方、過去入会特典の進呈を受けた方を含む)は対象外です。
引用:PayPayカード
そのため、これまでヤフーカードを持っていたことがある人は特典を受けられないことを把握しておきましょう。
ETCカードはお金がかかる
PayPayカードは、ETCカードを発行すると年会費550円(税込)の負担があります。この点も、本カードの年会費が無料でETCカードの年会費も無料のクレジットカードと比較するとデメリットといえます。
PayPayカードの口コミ
PayPayカードの良い口コミと悪い口コミを紹介します。
PayPayカードの良い口コミ
PayPayカードの良い口コミをまとめると、特に次のような点が高評価でした。
- 年会費無料
- PayPayポイントが貯まりやすい
- ブラックと番号レスでカードのデザインもスタイリッシュ
- 申し込みも簡単で、審査・カードの発送が早い
良い口コミ
MY BEST CHOICE編集部に寄せられた良い口コミ
性別:女性
年齢:20代
ニックネーム:pon
★★★★
番号レスでスタイリッシュなカードです。
年会費無料で、paypayポイントが貯まります。ソフトバンクやワイモバイルを使用していれば、ポイントも貯まりやすくYahooショッピングで特典が付きやすいときに買い物すれば、還元率もアップします。カード自体も黒くてかっこよく、縦型か横型か選べるところも良いと思います。審査自体も早く、カードが届くのも早かったです。
性別:女性
年齢:20代
ニックネーム:鈴りんご
★★★★
使い方次第でポイントが貯まる
銀行などを登録しなくても、PayPayカードからPayPayアプリに直接チャージすることができる点がメリットです。
新規登録すると、PayPayポイントをもらうことができる点や、Yahooショッピングでお買い物をすることで、高還元率のポイントをもらうことができるという点も嬉しいポイントの一つです。
年会費が永久に無料な点や、審査をWebで申し込むことができ、短時間で終了するという点からも、作りやすいカードだと思います。
性別:女性
年齢:30代
ニックネーム:山本
★★★★
年会費も無料で気軽です
PayPayをメインで使用するので作ってみたところ、審査も簡単で手間に感じることもなかったし年会費も無料で負担がないのがありがたいです。大半の場所で使えるので便利だし、ヤフーショッピングでの買い物も結構するので還元率が高いのはありがたいと思いました。1枚持つならこのカードかなと実感して、重宝しています。
性別:男性
年齢:40代
ニックネーム:たけっち
★★★★
審査がかなり緩めなので満足しています
PayPayカードはかなり審査が甘いと思います。私はこれまでかなりクレジットカードを作成して、利用しなかったものもあるために現在では審査が通りづらい状況です。ところが、PayPayカードを申請したら難なく発行してもらうことができました。ほかのクレジットカードの審査で落ちてしまってクレジットカードが作れないという人は、一度PayPayカードの申請をしてみる方が良いと思います。審査が甘くておススメです。
性別:女性
年齢:30代
ニックネーム:瑠奈
★★★★
申込みが簡単
カードの申し込みがネット上でできるので、申し込み書類に記入したり、身分証明書のコピーを用意したり、郵送したりという手間がかからず、自宅で短時間でできるのがよかった。カード自体が届くまでは一週間ほど届くものの、バーチャルカードはその日のうちに発行され、ネットショッピングなどであればすぐに使えるので、現金払いからカード払いに移行したいと考えている人であれば、申し込んだその日からカードの恩恵にあずかれる。年会費が永遠に無料なので、持っていて得することはあっても、損することはない。
PayPayカードの悪い口コミ
PayPayカードの注意点などを指摘する口コミもありました。大まかにまとめると次のとおりです。
- 付帯サービスの質を向上したゴールドカードがない
- 年間利用額に応じた優遇がない
- 海外旅行保険が付帯していない
- ステータス性が低い
- Tポイントが貯まらなくなった
もっとも、最初からステータスや付帯サービスの充実を求めていない人にとってはデメリットとはいえないかもしれません。
悪い口コミ
MY BEST CHOICE編集部に寄せられた悪い口コミ
性別:女性
年齢:40代
ニックネーム:-
★★★★★
ゴールドカード設定がないのが残念
申し込み時点でカードの選択ができない(通常カードとゴールドカードなど)ことが残念な点です。また、年間、どれだけの金額使っても、優遇等はないのも残念です。例えば、イオンカードだと年間100万円以上の利用でゴールドカードへ移行サービスがあるので、多くの金額使うユーザーには特権やメリットがあるといいのになぁと思います。
性別:男性
年齢:30代
ニックネーム:どんくん
★★★★
海外旅行保険が付帯していない
PayPayカードのデメリットとしては、海外旅行保険が付帯していない点があります。そのため、海外の旅行先でPayPayカードを利用して、何かのトラブルが発生した場合でも、保険が効かずに補償を受けることが出来ないです。補償が受けられないと、トラブルなどで損失を受けた分も自分で支払わなくてはいけません。海外旅行で使う場合には、トラブルなどに巻き込まれないように慎重に使う必要があります。
性別:男性
年齢:40代
ニックネーム:とも
★★★★★
クレジットカードのステータスを気にする人には向きません
クレジットカードには、ステータスという謎のランク付けがありますが、そういうのを気にする人には向いていません。
例えば、女性とデートしてて、paypayカードを出すと気にするという人はいるかも知れません
自分は、全く気にしませんが、相手がそれなりの立場の人の場合には、少々使いづらい面があるのは確かです。
ただ、一般人は気にする必要はないでしょう。
性別:女性
年齢:20代
ニックネーム:pon
★★★★
Tポイントが貯まらなくなってしまいました。
YahooカードのときはTポイントを貯めることができましたが、paypayカードはTポイントが貯まらなくなってしまいました。私はTポイントを集めるためにYahooカードを使用していたので、急に切り替えにはなるし、Tポイントは貯まらないし残念でした。切り替えではキャンペーン対象にはならないので、要注意です。
性別:男性
年齢:50代
ニックネーム:こーちゃん
★★★★
ETCカードが付帯していない
クレジットカードとして使う分には大した不満はないとはいえ、PayPayカード一本で行くのは無理だと思います。その理由は付帯サービスが少ないという点です。例えば私は車に乗っていて高速道路も利用するんですけど、その場合ETCカードがあると安く高速道路を利用出来ます。普通はクレジットカードにETCカードって付帯しているものなんですけど、PayPayカードにはETCカードが付帯していません。結局ETCカードを発行出来る他のクレジットカードも使わないとダメなんです。この点がダメです。
※PayPayカードは、ETCカードを発行できますが、年会費550円(税込)負担します。
PayPayカードのお得な使い方
PayPayカードを最大限に活用するお得な使い方を紹介します。申し込みを検討している人は、ぜひ事前にチェックしてみてください。
- Yahoo!ショッピング、LOHACOのご利用で3.0%還元!
- PayPayあと払いで2.5%も貯まる!
Yahoo!ショッピング、LOHACOのご利用で3.0%還元!
Yahoo!ショッピング、LOHACOでお買い物をするとパソコンでも、スマホでもどちらでも毎日3.0%ものポイントが貯まります。
期間限定!PayPayあと払いで2.5%も貯まる!
PayPayカードをPayPayあと払いに利用すると、通常は最大1.5%還元ですが、今だけ最大で2.5%のPayPayポイントを貯められます(2022年6月30日まで)。内訳は少し複雑ですが次のとおりです。
- PayPayあと払いで基本0.5%還元
- PayPayで300円以上の支払い30回以上かつ合計5万円以上達成で翌月の還元率が0.5%上乗せ(PayPayステップ)
- Yahoo!ショッピング(またはPayPayモール)やヤフオク!(またはPayPayフリマ)、Yahoo!トラベルなど対象3サービスで最低購入金額条件を満たすと翌月の還元率が0.5%上乗せ(PayPayステップ)
- 2022年6月30日まで、PayPayアプリからPayPayカード決済すると還元率が1.0%上乗せ
PayPayポイントの使い道
PayPayカードの利用で貯まったPayPayポイントの使い道は次のとおりです。なおPayPayポイントには有効期限がないので、使わずに貯めるのも良いでしょう。
- PayPay加盟店でPayPay決済に利用する
- PayPay証券が提供しているポイント運用サービスを利用する
PayPayカードのお支払い方法と手数料を紹介
PayPayカードを利用した後、利用代金の支払方法は次のとおりです。手数料があるのかないのかも紹介しますのでチェックしておきましょう。
- 1回払い、2回払い
- リボ払い
- ボーナス払い
- 分割払い
1回払い、2回払い
PayPayカードでは、当月利用金額を月末で締め、翌月27日に支払うスケジュールが基本です。2回払いまでは後述するリボ払いや分割払いのように手数料がかかりません。
リボ払い
PayPayカードではリボ払いも利用できます。リボ払いとは、利用額の一部または全額について毎月一定額ずつ手数料を加えて支払っていく支払方法です。
PayPayカードの場合、毎月支払う額はリボの利用残高に応じて次のように決められています。仮に20万円利用しても、毎月の返済額は3,000円に手数料を加えた額でも良いのです。
PayPayカードにおけるリボ払いの概要(2022年6月現在)
リボ利用残高 | リボ毎月返済金額(元金) |
---|---|
20万円以下 | 3,000円 |
20万円超え | 1万円 |
なお、PayPayカードでは利用時にリボ払いを指定できるほか、すべての利用金額をリボ払いにする「まるごとフラットリボ」、翌月1回払いやボーナス一括払いの利用明細を後からリボ払いに変更する「これだけスキップリボ」を利用できます。
いずれにしても、リボ払いはゆっくり支払える分だけ手数料が発生します。リボ払いは計画的に利用しましょう。
ボーナス払い
ボーナス払いとは、夏や冬のボーナスをもらう時期に、1回払いまたは2回払いをする支払方法です。
PayPayカードにおけるボーナス払いの概要(2022年6月現在)
夏ボーナス | 冬ボーナス | |
---|---|---|
利用日 | 2月1日から6月末日 | 9月1日から11月末日まで |
支払月 | 6・7・8月 | 12・1月 |
手数料 | 無料 | 3.5%(加盟店によて異なる場合あり) |
例えば、2月1日のお買い物でPayPayカードを利用しても、手数料無料で支払いを8月に延ばせます。ちなみに、ボーナス払いは実際にボーナスが出なくても利用可能です。
分割払い
PayPayカードでは分割払いもできます。分割払いはその名のとおり利用代金を分割して支払うことです。
PayPayカードの場合、手数料のかからない2回払いのほか、3回払いや12回払い、24回払い、48回払いなどの利用が可能です。
PayPayカードの作り方
申し込みを始めて最短7分でカード番号が発行される、PayPayカードの作り方(申し込みの流れ)を紹介します。
- ボタンから公式サイトへ進む
- ログインをする
- 申し込みボタンをタップして開始する
- 必要情報の入力をする
- 入力内容の確認をする
ボタンから公式サイトへ進む
まずはこちらから公式サイトへ進みましょう。
ログインをする
公式サイトへ進むと、Yahoo! JAPAN IDにログインしていない場合はログインボタンが表示されるため、タップしてログインに進みましょう。

申し込みボタンをタップして開始する
ログイン後は申し込みボタンが出てきますので、「申し込む(無料)」ボタンをタップして申し込みを開始します。

必要情報の入力をする
申し込みを開始すると必要情報を入力する画面が表示されますので、案内にしたがって必要情報を入力していきましょう。

入力内容の確認をする
最後に入力内容を確認して申し込みボタンをタップすると、申し込みが完了します。基本的にはすぐに審査結果が出ますので、そのまま結果を待っておいても良いでしょう。

PayPayにクレジットカードを紐付けるには?
ここでは、PayPayにクレジットカードを紐付けてお得に利用する方法を紹介します。
PayPayにおすすめのクレジットカード
この記事ではPayPayカードを紹介していますが、PayPayカードの他にもPayPayに紐付けるのにおすすめのクレジットカードがあります。
例えば、楽天カードはPayPayに紐付けられるクレジットカードとしておすすめです。
ただし、PayPayに登録可能なクレジットカードは国際ブランドがVisaかMastercardのクレジットカードに限られていることに注意しておきましょう。
設定までの手順を説明
PayPayに紐付けるクレジットカードを準備したら、PayPayアプリから支払方法を追加します。具体的には、PayPayアプリのホーム画面の「すべて」をタップし、「カード追加」を選択します。
その後、クレジットカード読み取りのためにカメラが起動しますので、クレジットカード情報を読み取るか、直接カード情報を入力して「追加する」を選択しましょう。
「クレジットカードを追加しました!」の画面が表示されたら追加完了です。
PayPayあと払いとは?
PayPayあと払いとは、PayPayの支払方法の1つです。PayPayあと払いの仕組みについて解説していきます。
PayPayあと払いはお得な支払い方法!
PayPayあと払いは、PayPay上のクレジット決済機能(バーチャルカード)です。PayPayであと払いができる機能を有しています。
QRコードを提示等してクレジット決済を行うことのできるサービス(以下、「PayPayあと払い」といいます。)
引用元:PayPayカード|PayPayあと払いサービス利用規約
特徴としていえるのは、あと払いができてPayPayステップの対象になるという点です。
PayPayではPayPayカード以外のクレジットカードも支払元として利用できますが、ポイント還元率が上がるPayPayステップの対象にはなりません。
その点、PayPayあと払いではアプリ上の操作だけでPayPayのあと払いができ、PayPayステップによって還元率が高まる可能性があるのでお得です。
PayPayが使えない時でもPayPayあと払いでOK
PayPayあと払いは、PayPay(残高)が使えない時でも活躍します。例えば、普段PayPayに銀行口座からチャージして利用している人も少なくないでしょう。
しかし、場合によってはPayPay残高が不足してしまい決済できないことは起こりえます。この時、PayPayあと払いを使えばPayPayを利用して決済できます。
PayPayステップは毎月決済回数30回以上と決済金額5万円以上で還元率がアップするため、この条件を達成するチャンスを逃さないためにもPayPayあと払いは重宝するかもしれません。
PayPayカードの審査について
クレジットカードは、クレジットカード発行会社の審査に通らなければ発行されません。それでは、PayPayカードの審査はどうなのでしょうか。PayPayカードの審査基準などについて気になるポイントを解説していきます。
PayPayカードは比較的審査に通りやすい?
あくまでも傾向であることを前置きしますが、PayPayカードは比較的審査に通りやすいといわれています。クレジットカードの審査基準はもちろん非公開ですが、一般的に次のような傾向があると言われているためです。
- カードのステータス:一般的には、一般カード、ゴールドカード、プラチナカード、ブラックカードの順に審査が厳しくなると言われている
- カードの年会費:カードのステータスと同様、高くなるほど審査が厳しくなると言われている
具体的には、PayPayカードは年会費無料のIT企業系一般カードと分類できます。そのため、信販系や鉄道系、銀行系のカードと比較して審査に通りやすいと推測できます。
学生でもPayPayカードは作ることができる
PayPayカードは、学生でも作ることは可能です。具体的には、大学生なら作ることができます。
ただし申し込むことができるという意味であり、必ず審査に通るわけではないことに注意しておきましょう。
審査に落ちる理由とは?
PayPayカードの審査基準について断言はできませんが、審査に落ちてしまう理由について一般的に挙げられるのは次のようなものです。
- 安定した継続収入がない
- 個人信用情報機関に異動情報などが登録されている
- カードローンを利用している
- 勤続(営業)年数が浅い
まず安定した継続収入があることは申込条件であるため、条件に合致していない場合は審査に通りません。
また、申込情報から算出した支払可能見込額(年収-クレジット債務-法定生活維持費)の90%を超える与信は法律で禁止されている(割賦販売法第30条の2)ため、収入が低い場合には原則として審査に通りません。
その他、これまでクレジットやローンの利用で長期延滞をしたことがある人は個人信用情報機関に異動情報が登録されている可能性があるため、その場合は審査に落ちる大きな理由といえます。
PayPayカードとヤフーカードとの違い
PayPayカードとヤフーカードの違いについて知りたい人も少なくないでしょう。そこで、PayPayカードとヤフーカードの違いを紹介します。
ヤフーカードがPayPayカードに切り替わった
PayPayカードは、ヤフーカードがリニューアルして生まれたカードです。
背景としては、これまでヤフーブランドで運営していたワイジェイカード株式会社が2021年10月1日に「PayPayカード」に社名変更をしたことが挙げられます。
その後、2021年12月1日にはPayPayボーナスがたまるクレジットカードとしてPayPayカードの募集が開始されました。これに伴い、ヤフーカードはPayPayカードに順次切り替える動きがとられています。
ちなみに、ヤフーカードの新規発行は2021年11月30日をもって新規申し込みを停止しているため、これから新規発行する場合はPayPayカードのみとなります。
当社は、「PayPay」との連携を強化し、金融事業を成長させていくとともに、わかりやすい名称とすることでユーザーに親しみをもってサービスをご利用いただきたいという思いのもと、社名やサービス名を「PayPay」ブランドに統一することになりました。
引用:Yahoo!カード|ヤフーカードはPayPayカードへ変わります
変更に伴い、お客様がお持ちの「ヤフーカード」を「PayPayカード」へ切り替えいたします。
PayPayカードとヤフーカードの比較
ヤフーカードと比べ、PayPayカードは何が変わったのかがわかる比較表をまとめました。
PayPayカードとヤフーカードのスペック比較表
PayPayカード | ヤフーカード | |
---|---|---|
年会費 | 永年無料 | 永年無料 |
ポイント還元率 | 1.0% | 1.0% |
ポイント種類 | PayPayポイント | Tポイント |
国際ブランド | Visa / Mastercard / JCB | Visa / Mastercard / JCB |
発行会社 | PayPayカード株式会社 | ワイジェイカード株式会社 |
電子マネー | QUICPay | QUICPay |
スマホ決済 | Apple Pay | Apple Pay |
手数料 | 無料 | 3.5%(加盟店によて異なる場合あり) |
追加カード | 家族カード(年会費無料) ETCカード(年会費税込550円) |
家族カード(年会費無料) ETCカード(年会費税込550円) |
カードデザイン | ナンバーレス 縦型デザイン 横型デザイン |
横型デザイン |
申込条件 | 18歳以上(高校生を除く) | 18歳以上(高校生を除く) |
付帯保険 | なし | ショッピングガード保険 |
結論、PayPayカードはヤフーカードの基本機能をほとんど受け継いでいますが、貯まるポイントがTポイントからPayPayポイントに、そしてカードデザインがナンバーレスになり、縦型デザインを選択できるようになりました。
PayPayカードに関するQ&A
PayPayカードに関するQ&Aをまとめましたので参考にしてみてください。
-
カード発行までにはどれくらいの時間がかかりますか?
-
PayPayカードは、申し込みに5分、審査に2分の最短7分でカード番号が発行されます。なお、審査時間は10:00~21:30までです。
プラスチックカードについては、申し込みから約1週間で届けられます。 -
PayPayカードの締め日と引き落とし日はいつですか?
- PayPayカードの利用額は月末に締め切って計算され、その翌月27日に引き落としがされます。
-
ヤフーカードをPayPayカードに切り替えるにはどうすればいいですか?
- ヤフーカードは、2022年4月以降、順次送付されます。そのため、特に手続きをする必要はありません。
-
切替PayPayカードはいつ送られてきますか?
- 新しいPayPayカードは順次送付されますが、具体的な発送月はPayPayカード切替案内サイトで確認できます。
-
PayPayカードでもTポイントは貯まりますか?
- PayPayカードで貯まるのは、TポイントではなくPayPayポイントです。そのため、PayPayポイントでTポイントは貯まりません。
PayPayカードの会社概要
PayPayカードの会社概要(2022年6月確認時点)
会社名 | PayPayカード株式会社(PayPay Card Corporation) |
---|---|
設立 | 2014年7月8日 |
資本金 | 100百万円(2022年3月31日時点) |
主な事業 | クレジットカード事業 |
所在地 | ■本社 〒102-8422 東京都千代田区紀尾井町1番3号東京ガーデンテラス紀尾井町 紀尾井タワー ■福岡本社 〒812-8524 福岡市博多区博多駅前四丁目21番26号 |
従業員数 | 718名(2022年4月1日現在) |
まとめ
PayPayカードは、PayPayを便利かつお得に利用できるクレジットカードです。年会費無料のうえに還元率は1.0%、最短7分で利用できるのも魅力といえます。
ぜひこの記事を参考にPayPayカードへの理解を深め、自分に合った使い方を実践してみてください。