Hamee株式会社(所在地:神奈川県小田原市)は経済産業省および東京証券取引所の選ぶ「攻めのIT経営銘柄2016」に東証マザーズ銘柄として唯一選定されました。
■攻めのIT経営銘柄とは
日本企業の戦略的IT利活用の促進に向けた取組の一環として、中長期的な企業価値の向上や競争力の強化といった視点から経営革新、収益水準・生産性の向上をもたらす積極的なITの利活用に取り組んでいる企業を「攻めのIT経営銘柄」として、業種区分ごとに選定して紹介するものです。
経済産業省と東京証券取引所が共同で選定しており、平成26年度から今回で2回目となります。
■選定基準
企業の選定にあたっては、「経営計画における攻めのIT活用・投資の位置づけ」「攻めのIT活用・投資の企画に関わる社内体制及びIT人材」「攻めのIT活用・投資の実施状況(事業革新のためのIT活用・投資)」「攻めのIT投資の効果及び事後評価の状況」「攻めのIT投資のため基盤的取組(情報セキュリティ対策等)」の5つの観点から評価を行います。
今回は、東証に上場する約3,500社が対象で20業種から26社が選定されました。
■HameeのITを活用した取り組み
・ECマネジメントプラットフォーム「ネクストエンジン」で自動化を追求
ネクストエンジンは、EC事業を営んでいる当社が、EC運営業務の効率化を目的として自社開発したシステムです。利便性の高いシステムの開発に成功したことから、クラウドサービスとして外部提供を始めました。 複数のインターネットモールを一元管理できるサービス としてトップシェアを獲得するとともに、契約数の増加によって多くのEC事業者の運営ノウハウをシステムにフィードバックすることで、更なるEC運営業務の自動化を追求することが可能です。
・API公開により拡張性が向上、将来的にはグローバルプラットフォームへ
APIを公開し「プラットフォーム化」することで、大手企業の基幹システムとの連携やカスタマイズが容易となり、プラットフォーム上で自社製、他社製を問わずアプリの販売が可能になりました。また、日本企業による米国向け越境ECを支援することが可能となる等の高い拡張性が実現しました。今後は当社が展開している海外にて、現地版のネクストエンジンの開発を行い、グローバルプラットフォームとなることを目指しております。
今後もHameeでは、IT技術を活用したネクストエンジンによってECの自動化を追求することで、EC事業者をルーティンワークから解放し、人間が本来取り組むべき創造的な活動に注力できる環境の提供を目指してまいります。