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Hamee株式会社が経済産業省・東京証券取引所の選ぶ「デジタルトランスフォーメーション銘柄」に選定されました

Hamee株式会社(本社:神奈川県⼩⽥原市、代表取締役社長:樋⼝敦⼠、東証⼀部:証券コード3134)は、2016年から2018年まで3年連続で「攻めのIT経営銘柄」に、2019年には「IT経営注目企業2019」に選定されてきましたが、今年は「攻めのIT経営銘柄」が「デジタルトランスフォーメーション銘柄(DX銘柄)」に制度を変更し、栄えある第1回でDX銘柄に選定され、5年連続での受賞となりました。

■デジタルトランスフォーメーション銘柄(DX銘柄)とは

経済産業省は、近年のAI、IoT、ビッグデータ等のデジタル技術の普及は、「ビジネスにITを活用する」域を超え、デジタル技術を前提として、顧客価値の実現に向け、ビジネスモデルや組織、業務、企業文化・風土等を抜本的に変革し、新たな成長・競争力強化につなげていく「デジタルトランスフォーメーション(DX)」の潮流が、グローバルに巻き起こってきている本格的なデジタル時代の到来を控え、日本企業のDXを加速していく観点から、第200回国会において改正された情報処理促進法に基づき、事業者がDXを進めるための基本的な事項を指針(デジタルガバナンス・コード)として策定し、同指針に沿った事業者認定制度を整備するべく、「Society5.0時代のデジタル・ガバナンス検討会」を開催し、議論を進め、DX銘柄を選定しています。

■選定基準

銘柄の選定にあたっては、ステークホルダーとの対話を重視する観点から、攻めのIT経営銘柄2019選定の柱を「価値協創ガイダンス」に沿った構成へ組み換え、アンケート調査における設問を設定し、「ビジョン・ビジネスモデル」、「戦略:組織・制度等」、「戦略:デジタル技術の活用・情報システム」、「成果と重要な成果指標の共有」、「ガバナンス」の構成でDXの推進を調査し、東京証券取引所の国内上場会社(一部、二部、マザーズ、JASDAQ)約3,700社から「DX銘柄2020」として35社、「DX注目企業2020」として21社が選定されました。

■HameeのDXの取り組み
・複数ネットショップ一元管理のSaaS型ECプラットフォーム「ネクストエンジン」

自社EC店舗運営の自動化を実現するためにSaaS型ECプラットフォーム「ネクストエンジン」を自社開発、外部提供しております。「IT活用による革新的な生産性向上」を目的としたシステムであり、EC事業者向けソリューションとしてサービス化、日本国内においてトップシェアのECプラットフォームへと成長いたしました。

自社EC運営にネクストエンジンを導入することにより店舗運営の効率化、省力化が実現し、人員の増加を最小限に抑えながら多店舗展開が可能となったことで売上と利益の成長が加速いたしました。また、EC運営担当者からの要望に応えることにより、ネクストエンジンは常に進化・成長を続け、自社のみならずユーザーの生産性向上にも貢献しております。

・サステナブルなエシカルEC「RUKAMO」

EC事業者が生産・販売している商品のうち、滞留している商品を可視化することができる「滞留在庫アプリ」と、滞留していると判断された商品のブランド価値を毀損することなく流通させることが可能なエシカルEC「RUKAMO」からなる、一連のサービスです。「RUKAMO」は滞留在庫や大量に廃棄される商品を減らすソリューションとして開発されました。メーカーや小売店は商品を出品でき、購買者は商品を定価で購入しますが、全商品還元率50%のポイントが付与されます。出品者側は自社ブランドの価値を毀損することなく、価値ある商品を本来必要な人に届け、消費者は実質半額で購入できるという比類のないお得感とともに、SDGs の目標 12「つくる責任 つかう責任」を果たせるような持続可能性のあるサービスを目指しています。

・ストック型ビジネスへのチャレンジ「Hamicシリーズ」

「既存事業で獲得した経営資源(ケイパビリティ)をダイナミックに活用し顧客体験価値追求のためのビジネスモデル転換(フローからストックへ)にチャレンジする」という中期経営戦略に基づき、コマース事業で獲得した「ものづくり」に係る経営資源と、プラットフォーム事業で獲得した「IT」に係る経営資源から新しいビジネスを創出すべく、お子様のためのコミュニケーションツール「Hamic」シリーズを開発いたしました。第1弾のプロダクトとしてリリースした「HamicBEAR」は、携帯電話やスマートフォンを持たない小学校低学年のお子様とご両親、お友達や祖父母など親しい人たちとの自発的なコミュニケーションを簡単に実現する、メッセージロボットです。HamicBEARを製品化する過程で、ハードウェア、アプリ、クラウド通信環境の三つのナレッジが社内に蓄積されました。今後はこのナレッジを活用してHamicシリーズを拡充する計画です。

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