Hamee(ハミィ)株式会社(本社:神奈川県小田原市、代表取締役社長CEO・COO:樋口敦士、東証一部:証券コード 3134、以下、Hamee)は、ふるさと納税事業を行う地方自治体にEC自動化プラットフォーム「ネクストエンジン」の提供を開始いたします。
その第一弾として、2017年6月より、本社がある地元、小田原市よりふるさと納税事業に関する業務委託を請け、ネクストエンジンのサービス提供、及び一部業務の受託を開始しております。
【サービス提供の背景】
総務省の「ふるさと納税に関する現況調査結果(※1)」によれば、全国の自治体数は1700以上になり、2015年度の寄附額は1,652億9,102万円、前年度(388億5,217万円)の4.3倍になっています。また件数は726万93件で、前年度(191万2,922件)の3.8倍に増加しています。
この流れを受け、ふるさと納税の市場規模が拡大するにつれ、ふるさと納税事業を行う地方自治体の業務は煩雑になると見込んでおります。
ふるさと納税事業を行う地方自治体が抱える業務課題はEC事業者が抱える業務課題と酷似しており、その解決にこれまで数多くの様々なEC事業者にご利用いただき、2600社以上導入の実績豊富なEC自動化プラットフォーム「ネクストエンジン」の各機能が役立つと判断し、サービス提供を開始しました。
【ネクストエンジン導入により実現できること】
・一元管理による業務の簡略化
煩雑になりがちなふるさと納税の複数ポータルサイトでの操作を一元管理可能とし、
業務の簡略化を実現します。
・寄付申込内容の自動仕分けによる業務効率の向上
一件ごとに確認していた様々な寄付申込内容の返礼品発送管理を自動化することで、
業務効率向上が可能になります。
・複数拠点から同時アクセス可能によるセキュリティ向上
自治体内の複数部課、業務委託先、協力企業など様々な関係者がログインしてデータ共有
が可能になります。FAXやメールで行っていた情報連絡運用を、システム上で完結させる
ことでセキュリティの向上にも貢献します。
・実績あるシステムの活用
EC業界で10年間、拡充してきた機能やノウハウによる業務改善を提供できます。
個別のカスタマイズ開発は不要で、すぐに提供できるシステムをご用意します。
【今後の展開】
Hamee本社がある地元、小田原市からの業務委託を第一弾として、今後は、ふるさと納税事業を行っている全国の自治体等を対象にネクストエンジンを提供し、ふるさと納税事業の実態を把握しながら、事業特有の課題に対応したネクストエンジンアプリ開発・提供を行うことでシステム及び業務の自動化を図って参ります。
この事業参入により、全国各地の文化・特産品が「早く・確実に」届くこと、そして関わる全ての方の仕事が「分かりやすく・簡単に」なることの実現を目指しています。
Hameeは今後も常にまだ見ぬ何かを考え、そして創り、「 easy e-commerce 」を追求していきます。
※1 総務省 自治税務局市町村税課 「ふるさと納税に関する現況調査」
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_zeisei/czaisei/czaisei_seido/furusato/file/report20160614.pdf
【ネクストエンジンとは】
EC自動化プラットフォーム「ネクストエンジン」は「自動化」を旗印に掲げ、大手ショッピングモールや自社で運営するECサイトの出品・注文・在庫をまとめて管理することができる業界シェアNo.1のクラウドサービスです。