ポイントアップの仕組みが少し複雑なため、どう活用すればいいかよくわからない方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、 PayPayポイントの効率的な貯め方や使い方を紹介します。
カードの特徴や審査基準についても解説しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
PayPayポイントを最大限受け取るための利用方法を詳しく解説
ここからは、PayPayポイントを最大限お得に受け取るための利用方法詳しく解説していきます。
最大ポイント還元率5.0%になる、お得なPayPayカード活用術をぜひお試しください。
(1)LOHACO・Yahoo!ショッピングなどの対象店舗を1回利用する【+0.5%】
PayPayのポイントアップの達成条件である「対象サービス利用」では、 3つの対象サービスでPayPayカードを利用すると、ポイント還元率が+0.5%アップします。
例えば、今月中にLOHACOとYahoo!ショッピング、ebookjapanの3つのサービスでPayPayカードを利用すると、来月のPayPay決済でポイント還元率が+0.5%アップ。
対象サービスはこの3サービス以外にもあり、 全部で5つの以下のサービスの中から好きなサービスを3つ利用することでポイントアップの対象となります。
- Yahoo!ショッピング
- PayPayフリマまたはヤフオク!
- Yahoo!トラベル
- ebookjapan
- LOHACO
※対象サービスを利用する際は、それぞれのサービスごとに違った1回のお買い物金額などの「対象サービス利用条件」の達成が必要です。
(2)200円以上の支払いを30回以上かつ月のPayPay支払い額10万円以上達成する【+0.5%】
ポイントアップの条件である「PayPay支払い」では、1ヵ月に200円以上の支払いを30回以上かつ月のPayPay支払い額10万円以上を達成すると、 翌月のPayPay決済でポイント還元率が+0.5%アップします。
PayPayをたまにしか利用しない方にとっては、1ヵ月間で30回以上PayPay決済をするのは少し難度が高いかもしれません。
PayPayが利用できるスーパーやコンビニなどで毎日お買い物をする方や、 無理なくコツコツとPayPayを使い続けられる方には、お得なポイント還元率になるおすすめの方法です。
(3)Yahoo!プレミアム会員になる【+2.0%】
これまで解説したポイントアップ活用法に加え、ポイントアップ条件 「Yahoo!プレミアム会員」を達成することで、還元率がさらに+2.0%アップします。
やり方は、Yahoo!プレミアムに会員登録してYahoo!ショッピングでPayPayカードを利用するのみ。これだけで次回のYahoo!ショッピングでのお買い物からポイント還元率が、+2.0%になります。
結果、 これまでの活用方法を合計すると、ポイント還元率は4.0%になりとてもお得です。
ポイント達成条件 | 還元率 |
---|---|
基本還元率 | ご利用金額200円(税込)ごとに1.0% |
PayPay支払い | 1.5%(+0.5%) |
対象サービス3つ利用 | 2.0%(+0.5%) |
プレミアム会員 | 4.0%(+2.0%) |
「Yahoo!プレミアム会員」の条件を達成するためには、以下の①~③のいずれかの設定や登録が必要です。
- Yahoo!プレミアム会員登録
- ソフトバンクスマホユーザーであれば、スマートログイン設定
- ワイモバイルユーザーであれば、Y!mobileサービスの初期登録
条件を達成すると、次回からのPayPayモールやYahoo!ショッピングでのお買い物のポイント還元率がアップします。
Yahoo!プレミアム会員特典のポイント付与上限や付与対象、対象ストアは以下の通りです。
Yahoo!プレミアム会員条件達成時の特典内容 | |
---|---|
特典適用期間 | Yahoo!プレミアム会員の期間中 |
対象ストア | ・Yahoo!ショッピング ・PayPayモール ・LOHACO |
ポイント付与上限 | 1人あたり5,000ポイント/月 |
ポイント付与対象 | PayPayクレジット、PayPay(残高)、PayPayカード(旧Yahoo! JAPANカード含む)での決済額 |
PayPayカードのメリットは?
PayPayカードは、PayPay決済をよく利用する方、Yahoo!ショッピングやLOHACOを利用する方には特典が多くおすすめのカードです。
全国のPayPay加盟店やクレジットカード加盟店で利用できるPayPayカードは、 年会費永年無料で利用できる点も大きな魅力ですが、他にもたくさんの魅力があります。
ここからは、PayPayカードのメリットを3つ紹介します。
PayPayに直接チャージできる
PayPayカードは、スマホ決済の「PayPay」と連携させて、PayPay加盟店のお店で決済でき、 PayPay(残高)に直接チャージして決済することもできます。
2022年10月現在、PayPayクレジットに登録できるクレジットカードは、本人認証登録済みのPayPayカード(旧Yahoo! JAPANカード)のみ。
※他のクレジットカードでもPayPayに登録できますが、決済のみに利用でき、残高へのチャージはできないので注意してください。
PayPay(残高)へチャージする方法は、以下の6つがあります。
- 銀行口座
- PayPayカード
- セブン銀行ATM、ローソン銀行ATM
- ヤフオク!、PayPayフリマの売上金
- PayPayクレジット
- ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い
ポイント還元率が高い
PayPayカードは年会費が永年無料で利用できるうえに、 基本ポイント還元率がご利用金額200円(税込)ごとに1.0%と他のクレジットカードと比べても、還元率が比較的高く、ポイントを貯めやすいカードです。
日々のお買い物や公共料金、税金のカード支払いでPayPayポイントが貯まり、Yahoo!ショッピングやLOHACOでは、利用特典がプラスされて PayPayポイントが3.0%も付与されます。
■Yahoo!ショッピング、LOHACO利用時のポイント特典
会員特典 | 付与ポイント |
---|---|
「PayPayステップ」もしくは「PayPayカード特典」(PayPayポイント) | 1.0%(ご利用金額200円(税込)ごと) |
Yahoo!ショッピング・LOHACO | 3.0%(PayPay(クレジット)/PayPayカード ゴールド/PayPayカードの利用) |
ストアポイント・LOHACOポイント(PayPayポイント) | 1.0% |
合計 | 5.0% |
ナンバーレスで安全性が高い
PayPayカードはカードに番号が印字されていない「 ナンバーレスカード」になっています。
カード自体に番号や氏名が記載されていないため、カード番号を他の人に見られる心配もなく、お店でのお買い物の際にも安心して利用できます。
また、カードの紛失や盗難に遭ったときにも不正利用されるリスクが抑えられるメリットも。
PayPayカードの番号を確認するときには、PayPayアプリ会員メニューの「カード番号はこちら」からすぐに確認できます。
※カード番号をPayPayアプリで確認する際は、スマートフォンでのSMS認証が必要です。
PayPayカードのデメリットは?
高還元率でお得にポイントが貯まるPayPayカードですが、 旅行保険がなく、ポイントの使い道が少ないというデメリットもあります。
ここからは、PayPayカードのそれらのデメリットについて詳しく解説します。
旅行保険がついていない
まず、PayPayカードには「 旅行保険が付帯していない」というデメリットがあります。
また、ショッピング保険もついていないため、PayPayカードで旅行代金や航空費用を支払っていても、旅行中にケガや病気など、トラブルに巻き込まれたときの補償がありません。
旅行によく行く方であれば、保険や補償が充実したクレジットカードと組み合わせて持っておくといいでしょう。
PayPayカードが紛失や盗難に遭い、カードが不正利用された場合は、利用停止の手続きをすることで、届出をした60日前にさかのぼり、それ以降に不正利用された損害額は補償してもらえます。
ポイントの使い道が少ない
クレジットカードの中には、貯まったポイントをマイルと交換したり、クレジットカードの支払いに充当できたりするカードもありますが、PayPayカードで貯まったポイントを交換する場合は、 「PayPay支払いに使う」か「ポイント運用に使う」のどちらかになります。
PayPay支払いに使う場合は、コンビニや飲食店など、PayPayが利用できる実店舗での支払い、もしくはネットサービスで利用できます。
ポイントをさまざまな商品と交換したい方にとっては、PayPayポイントの使い道が少ないという点はデメリットと言えるでしょう。
PayPayカードの申し込み資格や審査基準は?
PayPayカードはネットから24時間いつでも申し込みが可能で、 審査は最短2分で完了します。
スピーディに発行できるPayPayカードですが、申し込みを検討している方の中には「審査が厳しいのでは?」と不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。
そこで、カードの申し込み資格や審査基準、審査通過のポイントを解説します。
カードの申し込み資格は18歳以上で収入のある方
PayPayカードの申し込み資格は「18歳以上(高校生除く)で収入のある方」が対象で、大学生や主婦の方でも申し込みできます。
申し込みは、PayPayアプリのホーム画面にある「あと払い」から簡単にできます。
【申し込み手順】
- 本人情報や家族、収入、職業などの情報を入力
- 運転免許証の有無を入力
- プラスチック製カードの発行有無(デザイン選択)
- 入力内容の確認
- 支払い口座を登録
- 申し込み完了
PayPayの使用歴が審査に影響する可能性もある
審査難易度は比較的低めのPayPayカードですが、PayPayが発行しているクレジットカードなので、PayPayの使用歴が審査に影響する可能性もあります。
しかし、正しいやり方で普段から使用しているのであれば、心配する必要はありません。
過去に他のクレジットカードで複数回、料金支払いの延滞履歴があったり、カードローンの残額があったりする場合は、カード会社からの信用が得られず、審査に落ちてしまう可能性があるので注意しましょう。
カードが届くまでは約1週間
PayPayカードは申し込み後に発行手続きが完了すると、 約1週間〜10日程度で送付されます。
発送連絡後にカードが届かない場合や不在票も届いていない場合や、長期不在で受け取りが難しい場合には、再作成専用ダイヤルに問い合わせをして、カードの発行状況を確認しましょう。
再作成専用ダイヤル | 0570-08-1815 窓口時間 9:30~17:30(年末年始を除く) ※上記番号につながらない場合は、093-330-8486へお問い合わせください |
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PayPayカードのポイントに関するよくある質問
PayPayカードのポイントに関するよくある質問を紹介します。
PayPayカードの申し込みをしようか検討中の方はぜひ、参考にしてください。
- PayPayポイントは通販以外でも付与されますか?
- PayPayポイントはYahoo!ショッピングやPayPayモールなどの通販以外に、コンビニやスーパーでのお買い物、公共料金の支払いなどでも付与されます。 貯まったポイントは、PayPayアプリの残高の「残高履歴」から獲得ポイントが確認でき、「PayPayカードからPayPayポイント付与」という名目で付与されます。
- PayPayポイントが付与されるタイミングはいつですか?
- PayPayポイントの付与日は、原則「支払いの翌日から起算して30日後」です。 Yahoo!ショッピングヘルプを参照ください。
- PayPayカードの締め日と引き落とし日はいつですか?
- PayPayカードの締め日は基本的に月末締め、支払い日は翌月の27日です。27日が土日・祝日の場合は、翌営業日に引き落とされます。
- PayPayカードの審査にかかる時間は?
- PayPayカードは最短2分で審査が完了します。場合よっては時間がかかってしまうケースもありますので、PayPayアプリの「あと払い」からご確認ください。 審査中の場合は「審査状況を確認する」から、詳細の確認ができます。 審査が完了していれば、PayPayクレジットトップ画面が表示されます。
- PayPayカード以外にPayPayに登録可能なカードはありますか?
- PayPayで登録可能なクレジットカードは「VISA」「Mastercard」の2種類です。 PayPayの残高へチャージできるクレジットカードは、2022年8月現在「PayPayカードのみ」となっており、「PayPayクレジット」から登録するとPayPayへのチャージができます。
PayPayカードのポイント還元率は複雑なのでしっかり理解しよう
PayPayカードのポイント還元率は、 さまざまな条件を達成することで、還元率がアップします。
ポイント還元率は達成条件ごとに異なるため、少しわかりにくい部分もありますが、PayPayカードは 使えば使うほど還元率が上がる仕組みになっているため、しっかり理解することで効率的にポイントを貯められます。
基本還元率もご利用金額200円(税込)ごとに1.0%で年会費永年無料のPayPayカードは、PayPayをよく利用する方やYahoo!ショッピングなどを利用する方は、1枚持っておいて損はないカードと言えるでしょう。